こんにちわ、山口です。
今日は The Neet House Project に新たに追加されたプロジェクトの紹介をします。
何するためのもの
Microsoft Translator というマイクロソフトが提供している翻訳 API を iOS から簡単に使うためのものです。
Microsoft Translator を iOS から使うためのライブラリは既存のものがあるのですが、メチャクチャシンプルに作ったので、翻訳するだけならこちらのほうが使いやすいと思います。
インストール方法
Cocoapods に公開済みです。
Podfile
に
pod 'NeetMSTranslator', '~>0.0.3
を追加して pod install
するだけで導入できます。
リポジトリはここです(https://github.com/neethouse/NeetMSTranslator)
スターやプルリク待ってます!
サンプルコード
NeetMSTranslator
が持っている メソッドは以下の3つだけです。 めちゃシンプル!!!!!
// シングルトンインスタンスを取得 NMSTranslator *tra = [NMSTranslator sharedTranslator]; // 登録した ClientID と ClientSecret で初期化 [tra initializeTranslatorWithClientID:@"your client ID" clientSecret:@"your client secret"]; [tra transrateWithText:@"hello" to:@"ja" success:^(NSHTTPURLResponse *response, NSString *string) { NSLog(@"succ: %@", string); // こんにちわ } failure:^(NSHTTPURLResponse *response, NSData *data, NSError *error) { NSLog(@"err: %@", error); }];
注意
Microsoft Translator を利用するためには Microsoft Azure Marketplace にアカウントやらアプリケーションやらを登録する必要があります。
ググると出てくるので説明は省略します。
紆余曲折
最初(v0.0.1)では AFNetworking 2.x
に依存して作っていたのですが、NeetMSTranslator を導入しようとしたプロジェクトで AFNetworking 1.x
を使っていたので、コンパイル出来ない事態に陥りました。
とりあえずそのプロジェクトでしか使う予定が無かったので、AFNetworking 1.x
で書きなおして公開しなおしました(v0.0.2)。
その後、AFNetworking に依存しないように書きなおして公開(v0.0.3)して現在に至ります。
AFNetworking は非常に便利なので使いたいのですが、これに依存してしまうと他のプロジェクトで導入しにくくなるのが難点です。
1.x 系と 2.x 系で名前変えて欲しかった...
お知らせ
翻訳用のライブラリを作ったということは feather for Twitter にあの機能がようやく導入される予定です。 お待たせしました!
The Neet House Project?
弊社で公開しているオープンソースプロジェクトの名称です。
会社設立前の NEET に期間に始まったことが名前の由来です。