こんにちは、 id:numanuma08 です。
最近はジョギングをしていると銀杏の香りがどこからか漂ってくるようになりました。季節はもう秋に向かっていますね。
今日は、社内で Unity ハッカソンを開催したので、その成果を掲載します。
弊社はスマホ向けアプリの会社だと思っていただいている部分も多いのですが、実は Unity やそれに関する案件の実績もあります。社内でときどきハッカソンを開催して、メンバーの Unity 力の向上を目指しています。
作ったもの紹介
ryohey
ハッカソンのチューターとして Unity 先生をしていたわけですが、2回目ということもあってみんな慣れていてそこまで質問も多くなかったので自分もちゃんと動くものが作ることができました。
Carsumo
企画はシンプルで、円筒の上で車で相撲をするという内容です。円筒は徐々に狭まっていき、最終的に必ず決着がつくというわけです。
最近 Unity Multiplayer を触って、とても簡単にローカルネットワーク内でマルチプレイが実装できることを知ったので、早速使ってみました。
車がキーボード操作できる無料アセットを見つけるまで30分、他のアセットの車に操作機能をつけようとして諦めるまで1時間、海のアセットとヤシの木と石のテクスチャを見つけてステージを作るまで1時間、ネットワーク機能をつけるのに1時間くらい。
NetworkManager, NetworkTransform を使うとものの数分でネットワーク同期できるようになるので、めちゃくちゃおもしろいです。もともと車を操作する CarUserControl を NetworkBehaviour に変えて自分自身の車だけ操作するように変えればほぼ完成です。
mironal
2回目となる社内 Unity ハッカソンですが、ある程度 Unity にはなれてきたので今回はゲーム内のいろいろな表現をリッチにする工夫をしました.
- 兵士っぽい声をランダムに時々再生して戦場っぽさを出す
- AssetStore にある Asset を使ってゲーム内の表現をリッチにする
- ゲーム内容自体はシンプルなもののパーティクルシステムなどを使っていろいろな表現をしてみる
できたゲームはこれです. 黒い丸は最初ここに玉を入れたらなんかするつもりだったのですが、時間がなくてただの穴になりました.
ハッカソンの時間のうちの殆どは AssetStore で良さげな Asset を探すのとパーティクルシステムのパラメータ調整に費やされました.
この辺のノウハウが溜まってくるともっとサクサク作れそうだな〜と感じたのでこれからもいろいろ情報を蓄積していきたいです.
yanac
待ちに待った第2回 Unity ハッカソン です。前回のハッカソンでは Asset に殆ど触れずにゲームを作成したので、今回は Asset を色々使ってみたいと思いながら企画を考えました。
そこで考えついたゲームがこちらです。
みなさん一発で分かったと思いますが、ゴリラと人間を戦わせるゲームです。
使用する Asset がどうやったら動かせるのか、GameObject にアニメーションをつける方法やアニメーションの遷移方法について等、色々と全く分かっていなかったので時間内にそれっぽいものが作れるのかが心配でした。
どうやってもゴリラが地面に沈んでいってしまう不具合や、全裸の人間が床を貫通した後に空をナチュラルに走り出す等の予想外のアクシデントが起こったもののチューターの ryohey に教わることで無事にそれっぽい所まで進められました。
できたゲームの挙動がこちらです。
ゲーム性の部分までは時間内にたどり着けなかったので、次回は最後まで作り込みたいなと思います。
numa08
今回は自分の中でいくつかのテーマを決めてゲームを作ってみました。
- Oculus Go 向けの VR ゲーム
- UniRx を使ってみる
という訳で、作ったゲームがこちら。
投げ捨てられるコーラの缶を拾って飲むだけのゲームです。ルールとかもないのでゲームにもなっていないですが。
工夫をしたところとしては、開発中に Oculus Go でのデバッグが面倒くさいためマルチプラットフォーム対応を行って開発をした点です。
難しかった部分としては、 UniRx の使い勝手が RxSwift や RxJava の感覚でやると割と違うため、困惑が多かった部分です。
これからも小ネタゲームを作っていきたいですね。
TakkuMattsu
完全に新しいゲームである、筋肉タワーバトルを作りました。
(筋肉と言いながらユニティちゃんがいますが)
全く新しいゲームである筋肉タワーバトルは、橋から落ちたら(以下略
ターンの実装が間に合わなかった...
所感
- ゲームのロジックをUnity上でどうやって作るかがわかった
- スクリプトが各Prefabに散らばっていたのをUniRxを使ってイベントベースにして集約させることができた
- 社内ハッカソンでバカゲー作るのたのしい