コベリンでインターンシップをしてみました!

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みなさん、こんにちは!
コベリンの id:takkumattsu です!

今回、コベリンで初めてインターンシップを実施したのでその様子をまとめてみました!

経緯

コベリン役員の母校である小山高専からコベリンでインターンをしてくれないかと相談がありやってみることにしました!

www.oyama-ct.ac.jp

教えたかったこと

今回せっかくコベリンでインターンシップをやるのでコベリンならではのことを体験してもらいたいと思いました。

コベリンは id:numanuma08 が東京にいないのもあってリモートワークを長いことやっています。
コロナ禍でリモートワークが推奨され始めたのもあるのでこの辺の開発のノウハウと、学校ではあまり体験できないチーム開発について伝えていきたいと思いました。

それを考慮して

  • リモートワークでの開発について
    • Slack、zoom、GitHub、etc..
  • 複数人で開発する時のノウハウ
    • 主にGitHubの開発フロー
  • 題材はiPhoneアプリの開発

にしました。

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ちなみに今回来てもらったM君は

  • 軽くGitHubに触れたことがある(pushしたことがあるくらい)
  • アプリの開発自体はやったことはない
  • 電気電子創造工学コース専攻

こんな感じです!

やったこと

インターンシップは11:00-17:00の2週間の期間で行いました。

初日

インターンの課題には『作って楽しむプログラミング iPhoneアプリ超入門 Xcode 11 & Swift 5で学ぶはじめてのスマホアプリ作成』を利用しようと思い先に送っていたのですが、なんと初日にはほとんど全て終わらせて来てくれる嬉しい誤算が!

amzn.to

なので初日は主にコベリンがslackやzoomをどう利用しているか説明しました。
(コベリンのリモートワークの取り組みに関してはここにまとめました)

4日目くらいまで

そのあとはリモートワークで複数人開発する時の開発フローについてアプリを作りながら体験してもらいました。

  • 開発時のslackの使い方
  • Git、GitHubを利用してPRを出して開発をする
    • どうしてブランチを切るの?
    • コンフリクトしたらどうしたらいいの?
    • PRをマージするために必要なこと
    • レビューのしやすいPRの書き方
    • コミットを意味のある単位で分ける意味
    • etc
  • スケジュールの立て方

最終日まで

当初やりたかったことが終わってしまったので、『何か作りたいものがある?』と聞いたところ研究で使っているTesseractというOCRツールをアプリでも使えるようにしてみたいとの要望があったのでそれを作ってもらうことにしました!

主に

  • どうやって実現するのか(ライブラリ等の調査)
  • どんなタスクがあるか(スケジュール)
    • 画面設計等
  • 実際の開発

ということを自分で考えたアプリでやってもらいました。

iOSでのライブラリの使い方も教えることが出来てよかったです。

最終日

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最終日は振り返りと発表をしてもらいました。

振り返りはKPTを利用して行いました。
KPTとはKeep/Problem/Tryをあげて振り返りをする手法になります。

ちなみにコベリンではHackMDという共有しながら編集できるサービスを利用することが多いです。
以下は実際に振り返った内容になります。

hackmd.io

あとは2週間で学んだことをzoomの共有機能を使いみんなの前で発表してもらいました。
その際、細かな発表資料は作らずに10分程度で発表するようにしてもらいました。
これは資料に頼らずプレゼンでしっかり伝えられるようにしてほしかったからです。

しっかりと要点をまとめてくれてきれいに発表してもらいました。

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最後に

コロナ禍もあってフルリモートでのインターンシップになりましたが、逆にコベリンの得意なリモートワークでの働き方を体験できるインターンシップに出来たかと思います。

また今回インターンシップをやってみてM君がとても自主性が強くてとても進めやすかったです。
次回インターンシップをやる機会があるかわからないですが、自主性が強い学生がいいなーと思いました。

f:id:takkumattsu:20200907184257p:plain インターンシップ時のzoomの写真が欲しいと言われ張り切るコベリンの面々と苦笑いのM君


おまけ コベリンのリモートワークの取り組み

今回、インターンシップでコベリンのリモートワークの説明をしたのでここで少し紹介したいと思います。
主にやっている取り組みは以下になります。

  • zoomの常時接続
  • お茶会&雑談タイムの設定

zoomの常時接続

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これは色々是非があると思いますが、コベリンでは以下の理由で積極的に取り入れています。

雑談をしやすい

これは id:numanuma08 が東京から離れたあと、オフィスにいた頃に比べて会社の人と話す機会が減って辛いという問題の解決策として導入したものになります。

zoomに常時接続していないと、zoom立ち上げる→そこでみんな様子をみる→ちょっとお話ししようぜと3段階ステップを踏むことになり雑談するまでの敷居が少し上がってしまいます。
これを常時接続することにより、軽く話しかける→雑談、とステップが少なくなり雑談がしやすくなったと思います。

監視されていることでのストレスについて

コベリンは何時間働かなきゃいけないということが厳しくないので監視するってことがないです。
眠くなったら寝ていいですし、お腹減ったらコンビニに買い物いってもいいですし。
働く時間で拘束するのではなく成果物で拘束するイメージです。
(そんなきっちりやってないですが)

なので監視ってイメージでzoomを常時接続している意識がないですね。

大きな会社とかだと個々人の裁量に任せるってのが難しいので監視って側面が出てきてしまうのかもしれません。 この辺はコベリンのような小さな会社のいいところかもしれませんね。

お茶会&雑談タイム

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コベリンでは16:30からお茶会と呼ばれる時間を取っています。
主に今日やったことや困ったことなどを共有していきます。

そして大体お茶会の後は雑談をしています。 雑談は内容にもよりますけど30分〜1時間くらい話しています。

個人的にはこの雑談がリモートワークしていく上でとても大切なことだと思っています。

リモートワークで一番弊害が出てくるのは効率が下がるとかではなく、コミュニケーション機会が減ってしまうことだと思っています。

常時接続の時にも話しましたが、どうしてもリモートワークをしていると会話が減ります。
オフィスに出社している面々は人と会うことができるのであまり気付きませんが、フルリモートをしているとその辺が如実に出てきます。
このあたりはフルリモートをしている id:numanuma08 が色々課題をあげてくれてコベリンとして気づくことが出来ました。

お茶会&雑談に1時間も時間とっているのかよ!って思うかもしれませんが、この1時間のおかげでみんな気持ちが沈むことなく日々仕事が出来ていると思います。
前提としてみんな仲良いってことがありますがコミュニケーション周りで困っている会社は試してみてはどうでしょうか?