こんにちは、 id:numanuma08 です。Androidアプリの開発でビルド時間が長くてストレスを感じるケースは多いと思います。今更ながらGradleのオプション一つでビルド時間が改善したので紹介します。
Gradle のオフラインモードを使う
めっちゃ簡単なことですが、Gradleのオフラインモードを使うとビルド時間が短くなりました。オフラインモードの設定は、Android StudioのGradleパネル内にあるアイコンを選択すると有効・無効が切り替わります。
オフラインモードとなると文字通りGradleがオンラインで依存関係などの解決を行わなくなります。そのため、ローカル環境で依存関係を解決できなかった場合、ビルドエラーとなります。とは言え、ビルドエラーも分かりやすいものなのでとりあえずオフラインモードでビルドし失敗したらオンラインに戻すワークフローで問題ないと思います。
性能比較
オンラインモードとオフラインモードでビルドしたときの時間を比較します。プロジェクトをクリーンし、コードをそれぞれ改変した状態でビルドします。
- オンラインモード: 1m 19s 538ms
- オフラインモード: 11s 140ms
ビルド時間が10%程度になりました。
まとめ
Gradleのオフラインモードを使うとビルド時間の短縮につながる事がわかりました。うまく使って効率的に開発を続けたいですね。