facilio 最初のアップデートのお知らせ

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8月最後の金曜日ですね!こんにちは、 facilio 開発チームの 船曵 こと id:numanuma08 です。

https://facilio.team/

今日は facilio 最初のアップデートをお知らせします。

新しい機能

  • Markdown を表示する箇所でシンタックスハイライト 🌟 されるようになりました
  • 一部の UI を英語にローカライズしました 🇺🇸
  • ヘルプ ❓ に facilio の使い方を追加しました 💡

変更点

  • トップページ以外にもフッターを表示するようにしました
  • ミーティング画面でヘッダーを表示しないようにしました

修正点

  • 編集画面でエディタの高さが狭くなることがある不具合を修正
  • ミーティング画面で完了した議題のタイマーが動き続けてしまう不具合を修正
  • ミーティング終了時に maxretry というエラーが出る不具合を修正
  • 編集画面で開催予定日時を変更しただけだとドキュメントが保存できない不具合を修正
  • 編集画面で開催予定時刻に 16:00 と設定しても 04:00 と表示されてしまう不具合を修正
  • トップ画面の Upcoming ドキュメントの開催予定時刻が24時間表記になっていない不具合を修正
  • 本文が長いときにミーティング画面が崩れる不具合を修正

シンタックスハイライトの導入はプログラマーとしては嬉しいですね!リモート通話でのソースコードレビューもできそうですね。


さて、ここからは開発メンバーの雑記や感想を書いていきます。

id:numanuma08

リリースをしてからはがっつりと開発に携わると言うよりも、知り合いを通じてサービスを触ってもらったり、その中で気がついたバグを報告することが多かったです。

こういった、営業的活動はコベリンの中では全くノウハウが無いので、これから探っていきたいです!

id:mironal

リリース後夏休みを取っていたので暫く間が空いてしまいましたが、ガシガシバグ修正などを行いました! これらもどんどん使いやすくするためにアップデートを重ねていきます!

ryohey

facilio では主にフロントエンドの実装とデザインを行っています。会議に集中できるようなるべくシンプルなデザインと、使いやすい UI を両立しようと日々工夫しております。

ところで CEDEC 2018 の任天堂の UX の講演がとてもおもしろく、UI デザインだけでなくダイアログの文言や音にもしっかり気を使って認知負荷が軽くなるよう工夫されているそうで、チームの枠を超えて快適な UX を目指していることが素晴らしいです。

facilio のアップデートでも細かくボタンのラベルの文言を変えたりなど、わかりやすい UI を目指して改善を続けています。 なにか分かりづらいなぁと一瞬でも感じたり、この機能が欲しい、この価格プランが欲しいなどありましたらご気軽にご要望下さい!

プライバシーポリシーの変更とfacilio復旧のお知らせ

facilio ユーザーの皆様、大変ご迷惑をおかけしております。

2018/07/30 から行っておりました facilio のメンテナンスですが、2018/07/31 復旧いたしました。

今回のメンテナンスはプライバシーポリシーの記載にミスがあり、その修正を行うために発生いたしました。

今後共、 facilio をよろしくお願いいたします。

コベリン、リモートでの会議を快適にする Web サービス「facilio」を2018年7月30日に公開

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合同会社コベリンはリモートでの会議を快適にするサービス「facilio」を2018年7月30日よりスタートすることをお知らせいたします。

リモートでの会議では、発言のタイミングが被る、どの資料について話しているか分かりにくい、合意の確認がしにくいといった問題を感じていました。

これらの課題を解決すると同時に会議における共通のフローを定式化することで進行をスムーズにするサービスを開発しました。

会議のフローだけではなく、アジェンダの展開から議事録作成までの流れを facilio で完結するようにしています。

現在ベータ版開発期間として無料でお使いいただけますので、https://facilio.team/ の無料体験を始めるボタンからぜひご利用ください。

facilioの特徴

  1. 共同編集できる Markdown エディタ facilio ではアジェンダや議事録を多人数でリアルタイムに編集できます。 また Markdown 記法に対応しており、簡単に綺麗で読みやすい議事録を作成できます。
  2. 議事録 会議中にアジェンダに書き込んだ内容が会議が終わると自動的に議事録になります。 会議の時間で議事録を完成させることで会議全体にかかっている時間コストを削減できます。

  3. 質問機能と合意確認機能 リモートや人数の多い会議で進行を乱しがちな、発言タイミングの被りや議題ごとの同意の確認を機能化しました。テンポの取りづらいリモート会議がスムーズになります。

今後の展望

今後も会議による時間コストを削減できるように、積極的に機能改善やコンテンツ拡充を行ってまいります。 ユーザーのご要望・ご意見も積極的に取り入れていきますのでサポート用の Slack ワークスペース facilio へ是非ご参加をお願いします。

Hololens 向け物体検知アプリケーションの実装を行いました

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みなさんこんにちは。大阪でリモート勤務をしております @numa08 です。この度、 Hololens 向けのアプリケーションとして自動車の検知及び描画を行うアプリケーションの開発を行いました。

このアプリケーションは、物体検知機能を持った自動車の見ている視点を人間が体験をしてみる、という目的のものに開発されました。Hololens を着用したユーザーが自動車の助手席に乗り込み、前方の窓から見える他の自動車や人間を機械学習エンジンが認識し、結果を Hololens 上に描画します。この一連のフローを通して、自動車に搭載されたセンサーがどう言った物を認識し、そしてそれを安全なドライビング体験にフィードバックしているのかを体験してもらおうと言うものです。

今回作ったシステムでは実際の道路にいるであろうバイクや人も認識することができます。

少し文字が見にくいですが person, motorbike, bikeを認識している様子です。

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技術スタック

今回のシステム構成は次のようになりました。

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Hololens から取得した画像をPCにインストールした機械学習フレームワーク及び学習済みデータを利用して認識し、認識結果を Hololens 上で描画します。機械学習エンジンには Darknet を、物体認識及び学習済みモデルには Yolo v3 を利用しました。

pjreddie.com

pjreddie.com

Tensorflow の利用も検討しましたが、ベンチのマークの結果 darknet を利用することとしました。

Hololens と PC の通信は http を利用しています。PC には Hololens から送られてくる画像データを受け取る HTTP サーバーを、 Hololens には PC から送られてくる認識結果を受け取る HTTP サーバーをそれぞれ起動して、データのやり取りを行うようにしました。

屋外での Hololens 利用について

こんにちは。 ここからは東京のオフィスにいる山口が書きます。

私は Hololens 側のアプリケーションの実装と現地デモ、改善案の提案などを行いました。

Hololens は基本的に屋内での使用を想定していて屋外や車内で使用すると様々な問題が発生しました。

例えば Hololens の周辺環境スキャンにより自分の周囲に壁があると認識してしまい、壁の向こう側にあるものは何も描画しないという仕組みによって車の外側に何も描画しなくなってしいます。

そこで Hololens 本体にフィルムを張ってセンサー類を無効化、ディスプレイの輝度を上げることで対応しました。

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また、車内で走行しながら使っていると度々 Tracking loss が発生し、アプリが停止してしまいます。

これに対応するには

Tracking loss in Unity - Mixed Reality | Microsoft Docs にあるように Tracking loss をマニュアルハンドリングにすることによってアプリの停止を抑制することができました。

以上が Hololens 側のノウハウとなります。 Hololens のノウハウについてご質問ある方はぜひぜひお問い合わせください。

まとめ

今回の案件はいくつかの点でコベリンにとって挑戦的な内容でした。機械学習フレームワークを利用したアプリケーションの開発を行うことも初めてでした。大阪からリモートで作業をする @numa08 と東京オフィスのメンバーがうまく連携を取れるようにプロジェクトを管理する必要があり、新たなノウハウが身についたと思います。また、 Hololens を屋外で利用する部分に関しても、先行する事例も少なく体当たり的に山口が調査と実践を行ってくれました。

Hololens もアップデートが予定されていて今後は今回の案件で構築したようなシステムをより作りやすくなると予想され、非常に楽しみです。

Rocket CI開発、サービス終了のお知らせ

この度、昨年の夏よりベータ版として提供、開発を行っておりました従量課金でチームにフィットするCIサービス『Rocket CI』のサービス提供、開発を2017/11/08をもって終了させて頂くこととなりました。

Rocket CIは昨年夏の段階で類似のサービスはリリースされておらず、従量課金で利用することで開発の緩急や人数に応じてスケールのできるCIサービスとして提案、開発を行っておりました。

ご利用、応援をしていただいていた皆様には申し訳ありませんが、何卒ご了承いただきますよう申し上げます。

短い間でしたが、ありがとうございました。

今後も合同会社コベリンをよろしくお願いします。

コベリンオープンDay、始めます

こんばんは!コベリンでエンジニアをしている @numa08 です。

コベリンでは10月から大阪でリモートワークをする予定です。そのあたりの経緯は私のブログを見てください。

numa08.hateblo.jp

現在、コベリンのオフィスは池袋にありますがメンバー全員分の机と椅子が用意されています。しかし、社員である私が引っ越しをしてしまうため机が1つ余ることとなりました。

このスペースを無駄にしておくのも良くないためちょっと考えました。

本来なら「新入社員募集!!」とかって言いたいところですが、申し訳ありません現在コベリンでは新入社員の募集は行っていません。そこで、コベリン・オープンDayを始めます。

コベリン・オープンDayとは

せっかく机が1つあるので有効活用してもらおうと外部から誰でもコベリンオフィスに来て自分の仕事や勉強や読書などのスペースとして使ってもらおうという試みです。私達が提供するのは次の環境です。

  • 事務机
  • 椅子
  • ディスプレイ2枚
  • 無線LAN
  • Chrome Cast(調整中)
  • トイレ(1個だけしかありません)
  • 水道
  • 電子レンジ
  • 冷蔵庫
  • ジュースとか飲料水とかお菓子

椅子のスペックが良い!とか4kディスプレイあるよ!みたいなすごいことは言えないですが、時々メンバーの一人がスペシャルティコーヒーを淹れてくれることがあります。そこは運次第かな?

この環境をほぼ無料で利用可能です。「ほぼ」無料。タダというわけではありません。私達の環境を利用してもらうには次の条件があります。

  • オープンDayの中でやった作業に関係することでも関係しないことでもなんでも良いので夕方16時半からのお茶会の中で発表をする

コベリンではお茶会という仕組みを導入しています。

qiita.com

この時間の中で何かを発表してください。内容は何でも構いません。作業中にやったことを発表してもらうのも良いですが、口外できない場合や進捗がない場合を考慮して作業に関係しないことでも大丈夫です。

開催概要・参加方法

コベリン・オープンDayは基本的に毎週水曜日に開催します。誰でも参加可能と書いたのですが、すいません当面は私達の知り合いやフォロワー関係の方のみとさせてください。運用が軌道に乗ったら広く公募をしてみようと思います。気になる方は私達が用意したオープンなslackチャンネルに参加をしてコベリンのメンバーに声を掛けてください。

Join covelline (Public) on Slack!

また、コベリンのタイムスケジュールは次のようになっています。

  • 10:30 この時間くらいからメンバーが出社を始める
  • 11:05 朝会
  • 13:00 ランチ
  • 14:00 午後の仕事
  • 16:30 お茶会
  • 19:00 この時間くらいからメンバーが帰り始める

この時間の中で参加ができる方が応募条件となります。

当面はフォロワーや知り合いからの応募となりますが、よろしくお願いします。