こんにちは、 id:numanuma08 です。夏が来ましたね。
さて、最近ニュースで「モバイルバッテリーが原因のゴミの発火」が話題に取り上げられていました。
この話題、時々インターネットを騒がしている印象があります。過去にはごみ処理をしている方も注意喚起されていました。
リチウムイオン電池は押しつぶしたり、切断すると発火する可能性があるため正しい処分が必要です。一方で、処分方法が周知されていない、そもそも処分できないなどの課題も残っています。
今日はこの問題を深掘りしつつ、今私ができる対策が何なのか考えてみました。
JBRC協力店・協力自治体窓口マップ
というわけで出来上がったものがこちらです。
JBRC公式サイトより取得したデータを元に作成したマップです。
リチウムイオン電池のうち、JBRCに加盟しているメーカーの物であれば上記マップの窓口や店舗で回収可能です。処分したい電池のメーカーがJBRCに加盟しているかどうかは、JBRC公式サイトより確認可能です。
www.jbrc-sys.comhttps://www.jbrc-sys.com/brsp/a2A/itiran.G04
店舗や窓口一覧もJBRC公式サイトから検索できますが、システムメンテナンスの影響で 7:00 ~ 0:50 の間しか利用できません。閲覧するだけなんだから、24-365で表示していてほしいですができないようです。また、Google mapsにデータを落とすだけでも検索システムを使うより自宅や職場などの最寄り店舗・窓口が見やすくなる点もメリットかと思います。
残された課題
見にくかったJBRC公式サイトのデータを多少見やすくした、と言うだけなので大した課題は解決していないですね。あとGoogle mapsが住所のパースに失敗しているので、地図上に表示されていない店舗もあります。
本当に解決するべき課題としては
- JBRC加盟メーカー製品の回収方法の周知
- 燃えないゴミではなく「電池回収の日」が自治体に設置されるなどするといいですね
- JBRC未加盟メーカー製品の回収方法の統一化
- 今は自治体によっては危険物として回収できる場所もありますが、一方で回収できないので廃品回収業者に相談、となっている自治体もあります
- JBRC未加盟メーカー製品の販売のルール設定
- Amazonなどで購入ページに「JBRC未加盟です。処分方法に注意してください」とか出るとか?
などでしょうか。
まとめ
JBRC公式サイトから取得したデータをGoogle mapsで可視化した物を公開しました。バッテリーによる出火事故は怪我や命に関わる問題であると同時に、自治体の福祉とか税金の使い方に関わる問題でもあるので小さいことでもなにかできると良いですね。