J.S.A. SAKE DIPLOMA に合格しました(日本酒の資格)

こんにちは。飲み物だ~いすき。コベリンの山口です。

去年(2021年)にJ.S.A. (一般社団法人日本ソムリエ協会) が認定する SAKE DIPLOMA に合格しました。

2020年の J.S.A.ワインエキスパート合格に続いて2つ目のお酒の資格です。

SAKE DIPLOMA について

SAKE DIPLOMA は日本ソムリエ協会が 2017年から行っている比較的新しい認定試験です。

目的に関しては以下のように述べられています。

当協会は1969年発足以来、わが国におけるソムリエをはじめ酒類・飲料に携わる方々の資質の向上と、酒類・飲料の普及に努めてまいりました。そのような中、我々の伝統的な食文化である和食と日本酒・焼酎を取り巻く環境は大きな変化を迎えています。  このような現状を踏まえ、2017年に当協会は、皆さまが日本酒・焼酎に関する知識を深め、技量を向上させることが、日本の食文化のより一層の普及と向上に繋がるものと考え、日本酒・焼酎に特化した認定制度である「J.S.A. SAKE DIPLOMA」を発足致しました。

まだできてから歴史が浅いので知名度は低いですが、日本酒・焼酎に特化した知識を試される試験となっています。

試験内容は2部構成になっていて、7~8月に一次試験をCBT形式(パソコンで行う4択の学科試験)で、二次試験は10月に日本酒・焼酎のテイスティングと筆記の論述を行います。

その両方で一定の水準を満たすと合格となります。

やってみてどうだったか

SAKE DIPLOMA の試験はまだ歴史が浅いので試験対策が難しく特にテイスティングの勉強に関しては手探り感がありました。

しかしながら前年にワインエキスパートを取っているので、そのときに勉強した知識はしっかりと活かされました。

※ ワインエキスパート(・ソムリエ)の試験でも日本酒や焼酎に関する知識は問われます(山田錦は何と何を交配してできた品種か?など)。

試験勉強に使用する公式のテキストもワインエキスパートの方に比べればベージ数も少なかったので気持ち的には楽でした。

ページ数的にはワインエキスパート(・ソムリエ)のテキストは約800ページ(しかも紙が薄くて文字が小さい)、SAKE DIPLOMA のテキストは250ページ程度です(しかも文字が大きくて見やすい)。

一方テイスティングに関しては日本酒はワインほど個体差が少ないため非常に苦労しました。純米吟醸酒なのか吟醸酒なのかは最後まで悩まされましたが後半は高い確率で当てられるようになりました。

最終的には日本酒の違い・料理との相性などかなりしっかりと学ぶことができたので、ワインと共に日常の暮らしの中で役に立つ知識になりました。

また、なんとなくだった日本酒の表現がしっかり言語化できるようになったのでお酒が詳しい方とお話しやすくなりました。

日本酒が好きな方は知識の整理や研鑽、テイスティング能力の向上のために挑戦してみてはいかがでしょうか?

これから

これまで UCC コーヒーアカデミー認定プロフェッショナル、 J.S.A. ワインエキスパートと取得して、今回さらに SAKE DIPLOMA を取得しますます飲み物に詳しくなりました。

趣味の延長で挑戦し続けていているだけで、今なにか仕事に結びついているわけではありませんが「IT の技術力」と「酒・ワイン・コーヒーに関する専門知識」をかけ合わせて何かできたらと思っています。

この記事を読んでる方も何か飲食店・酒販売店・ワイナリー・醸造所・農家の方がいたらお気軽にご相談ください。 アプリ開発や何らかの IoT 機器開発(なにかの監視など)などなど高い専門知識を使ってお力になれると思います。