経費申請の交通費が自動計算の結果と違うので、理由を聞いてみたらマニアックな理由が返ってきた件

ど~もこんにちは、id:yanacii です。今日は経費申請の交通費で自動計算に無い金額の理由を聞いてみたらマニアックな回答がきたのでそれについてお話をしたいと思います。

ことの発端

numa08 からの経費申請で自動計算と申請の金額がずれていたので、気になったから聞いてみました。(numa08 は乗り物全般に異様に詳しいので、知っていそうだったのもあるため)

yanac :交通費の経費申請が自動計算と微妙にずれていて何かモヤモヤするな🤔
金額的に問題はないけど、理由が気になるので聞いてみよう。

実際のやりとり

yanac : わかったらで良いんだけど、南甲府→池袋が乗換案内だと 3,890円 なのに対して、経費申請だと 3,980円 で90円の差額が発生する理由って知ってる?

ryohey : すごい知ってそう

numa08 : とりあえず3/18前後でJRの運賃が改定されたのが1つと

numa08 : 南甲府→池袋は乗車券計算をすると、池袋が山の手線内にあるから南甲府→東京駅で乗ったこととして乗車券の計算をされてしまうのだけれど

numa08 : 俺は一回、南甲府→甲府で精算をしているので、南甲府→甲府と甲府→東京駅 の乗車券分が運賃として発生してて

numa08 : この乗り方をすると、運賃計算のテーブルが1区画分だけ安くなるんすよ

numa08 : 営業キロが南甲府→東京と南甲府→甲府→東京だと4キロくらい差が出て、その分が90円とか

yanac : はぇ~

numa08 : 分割乗車券ってテク

nomad-saving.com

numa08 : めっちゃ厳密に知りたいならこのページが多分正しい

bunkatsu.info

yanac : なんだこのマニアックなサイトw

金額が変わる理由

上の表の「11~15キロ」と「26~30キロ」の運賃に注目してください。 「11~15キロ」の運賃は「240円」ですが、その倍の「26~30キロ」の運賃は「510円」です。 つまり、「11~15キロ」の区間の乗車券を2枚買えば「480円」で最大30キロ乗車することができる……というのが分割すると安くなる理由の1つです。

上のサイトから引用しましたが、運賃の増え方が距離ごとに一定では無いために、乗り換えで一度精算することで金額に差が発生するようです。

実際にJRのおでかけねっとと乗換案内サイトの営業キロを参考に計算してみました。

www.jr-odekake.net

南甲府→池袋は営業キロが133km
南甲府→甲府は営業キロが4.4km
甲府→池袋は営業キロが128.6km

南甲府→池袋間の133kmでは、営業キロ 121から140 となり運賃が2,310円となります。
南甲府→甲府→池袋間では 4.4km と 127.6km でそれぞれ精算されるため、営業キロ 4から6 相当の運賃190円と営業キロ 121から140 相当の運賃2,310円が発生し、合計2,500円の運賃となります。
これによって190円の差額が発生しました。 これに料金改定がかかってきて最終的に90円の差額となったようです。