こんにちは。 山口です。
今日はコベリンでのリモートワークで個人的に気をつけている課題とそれに対する対応策を紹介したいと思います。
コベリンはリモートワークが急速に普及した2020年のコロナの状況よりだいぶ以前にリモートワークへの取り組みを積極的に行ってきました。
例えば2017年には厚生労働省の「働き方改革推進支援助成金(テレワークコース)」を活用しリモートワークに必要な設備や体制を整えてきました。
我々の仕事は電気とパソコンとインターネットさえあればどこでもできる仕事がメインではありますが、きちんと効率よく・楽しくリモートワークをするためにはそれなりに努力は必要と考えています。
コベリンのリモートワークの現状
コロナ以前の働き方は
- 首都圏外に住んでいるメンバー(1名)はフルリモート
- 飲み会のときとかに年に数回オフィスに来る
- それ以外の人は週2〜3日オフィスに来てそれ以外はリモートワーク
という感じでしたが、コロナが流行り始めた3月後半ぐらいからは
- 基本全員フルリモート
- 経理の作業などバックオフィスを担当している人が会社にある資料が必要なときなどはまれにオフィスに行く
- 飲み会は定期的に ZOOM で行い、 飲食代を会社で出す
という感じです。
僕はオフィスに置いてあるサーバーの物理的なメンテナンスのために2〜3ヶ月に1回オフィスに行く程度です(その場合もすぐ帰ります)。
リモートワークへの課題と対策
そのようにリモートワークをしていると色々課題がでてきます。 その中で個人的に大事だなと思っているものを2つ紹介したいと思います。
これらはコロナ以降の話ではなく会社としてリモートワークを本格的にし始めたときに直面した課題ですでに数年の運用実績のある例です。
働きすぎる
個人的に一番気をつけていることです。 よく「リモートワークだとサボる」みたいな話を聞きますが僕の印象としては真逆で働きすぎるのを気をつけたほうがいいと思っています。 (個人的な意見ですが、サボる人はリモートじゃなくてもサボると思います。 また監視していればサボらないと考える思考は窮屈なになりそうなのでしたくありません。)
僕の体験として、集中すると何時間も作業に没頭してしまい気がついたら夜みたいなことが以前はよくありました。
これに対する対策として仕事中はあまり深く集中しすぎないようにする意識を持つことで対応しています。 仕事中は定期的(1〜2時間おき)に筋トレしたりにしています(つまりサボってる)。
これはず〜〜と前に心療内科の先生に言われたことなのですが、「100%の力を常に出してると消耗して数十年に渡って働くの大変だから80% とか 60% の力で長く働けるようにしたほうがいい」と言われた経験に基づいて意識してサボっている感じです。
集中しすぎる傾向にある人はしばらく練習するとサボるのが上手になれると思います。
※ これは会社の仕組みとして対策していることではなく個人で対策している例です。
コミュニケーション不足に陥る
これに関してはフルリモートを行っていた id:numanuma08 からの問題提起がありました。
我々は普段は Slack を使って文字ベースでのコミュニケーションを取っていて、会話は必要に応じてというスタイルで仕事をしています。
オフィスに行っていた頃は雑談が自然と生まれますが、フルリモートになると雑談が減ります。 Slack の #randam チャンネルでは常時くだらない雑談が行われていますが、やはり会話で行う雑談のようにはできません。
仕事中は一切の雑談が必要ないと思う人もいるかも知れませんが、僕としてはストレス解消や問題の解決に結構役立っている印象です(話すだけで解決する問題ってよくあると思っています)。
コレに対してはタイミングとしては以前から毎日16:30から「お茶会」と称してその日の進捗や困りを一人1〜2分で話す時間を作りました。
このあとに自然とだらだら雑談をする時間が生まれて結構機能しています。
最近だとよく喋る人とそうでない人のバランスをとるために持ち回りで雑談を行う習慣も作りました。
Zoom を使っている以上、みんなが好きに雑談をすると会話が混線して意味不明になってしまうので運用でカバーしなくてはいけないのが技術者としてはもどかしいですが、割とうまく機能しています。
この取り組みで一日一回はわいわいする時間が取れるのでコミュニケーション不足だなと感じることはあまりなくなりました。
※ これは会社の仕組みとして対策している例です。
まとめ
コベリンでのリモートワークに関して会社の現状や個人的な取り組みなどを紹介しました。
その他にも様々な取り組みを行っていますが、全て紹介するのは大変なのでひとまず僕が思いつくものについて紹介しました。
リモートワークで快適にストレスなく働く環境は設備投資などをする以外にも運用でできることが快適な仕事環境のためにぜひ取り組んでみて下さい。