プロダクト開発のインタビューについて

こんにちは、 id:takkumattsu です!

最近自分の方からよく「インタビューさせてもらえませんか?」と声をかけさせてもらっていることがあると思うのですがそのことについて書いていきたいと思います!

なんでやってるの?

インタビューの依頼を受けた人は知っていると思いますが、ズバリ「新プロダクトを作るため」にやっています。

インタビューの目的

今やっているインタビューは大きく以下の二つが多いです。

  • アイディア集めのため
  • 仮説検証のため

アイディア集めのため

アイディアを考える方法はたくさんありますがその一つの方法として『実際に何かをしている人の行動からヒントを得る』があります。

例えば自分がインタビューした人でいえば、漫画家の人にインタビューしたことがあります。 実際に漫画家の人がどんなふうに日々を過ごしていてどんなことを思っているのかについて聞かせてもらいました。

この時のインタビューでは特にアイディアに結び付かなかったですが、知らないこともたくさん聞くことができました。 たとえば漫画家さんと編集さんとのやりとりかなりアナログとか、漫画家さんが仕事を取ってくる時にやっていることなど。

こんな感じで何かアイディアがないかなと想像で悩むより実際に対象の人の行動を聞いてみることの方が実のあるアイディアを見つけられると思います!

仮説検証のため

これは「リーン顧客開発」で出てくるインタビューで自分が思っているアイディアなどが本当に必要とされているかなどを検証するために行うインタビューですね。

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自分が実際にやらせてもらった例で言うと、YouTuberの方で競馬の予想大会を個人でやっている方に自分で集計やチェックをするのが大変でそれに対してお金を払ってでも解決したいかというのを検証するためにインタビューさせてもらいました。

その際のポイントもさっきと似ていて、「ここ困っていませんか!?」と聞くのではなく「まずは実際にどうやっているのか」をじっくり聞いていきます。

人は困っていませんか?と聞かれるとそれに引っ張られた回答をしがちです。 なのでインタビューは「その人が実際に行う行動について」インタビューをしていきます。

そのインタビューの中で相手が熱く語っている部分があったらそれはチャンスです。

その部分について深掘りをしていき自分が思っていた課題と一致していればアイディアを後押しする要因になります。 また全然違っていたら新しいアイディアとして再出発することもできます。

自分なりのインタビューのアドバイス

インタビューの雰囲気

インタビューと聞くと何かかっちりしたニュースのインタビューみたいなイメージがあるかもしれないですが、自分がやっているインタビューは雑談に近い雰囲気でやっています

最初は相手と自分の共通の話題の雑談をしたりして気構えない雰囲気を作るようにしています。

話しやすい雰囲気を作るのはインタビューを進める上でも、後々協力したいなと思ってもらえる要因になるので大事にしています。

一番最初は会社の人とかで模擬インタビューをやる

インタビュー自体やったことがない人は、まず会社の人などに模擬インタビューをしてみることをおすすめします。

どんな段取りで話すべきか、どれくらい時間がかかるかなど、知っている人への模擬インタビューでもインタビューで何が必要かが見えてきます。

自分の段取り

今はある程度どんな感じで進めていけばいいのかがわかってきていてこんな段取りでインタビューをしています

  • 自己紹介
    • ex) 自分であればITの会社に務めている、新プロダクトを作ろうとしている。など
    • あと話しやすいように自分の好きなこととかも話せるといいかも
  • このインタビューの目的
    • ex) 新プロダクトを作ろうとしていてXXXをやっているあなたにZZZをしている時のことについてお聞きしたい。など
    • なんでインタビューしようとしているのかの目的を共有しておくのは大事です
  • 実際にXXXをやっている時の行動について話してもらう
    • ex) 漫画家の人であればお仕事の流れはどんな感じですか?から入り行動について聞いていく
    • ここで困っていることを聞かないのがポイント。あくまでその人の行動から発見・検証していく
  • インタビューの中で相手が饒舌になったり、熱の入ったポイントを探す
    • 人は自分の思入れのあることについては饒舌になったり、喋りに熱が入ったりします。そのポイントを感じ取ることが大事
  • 最後にあなたと同じようにインタビューさせてもらえる人がいないか聞く
    • インタビューする人を探すのはかなり大変です、そこでインタビューした人に誰か紹介してもらえないか聞くことで全く知らない人ではなく紹介という形でインタビューができ進めやすくなります

感想

何か新しいことを作ろうとしている時にいきなり作ってしまうのではなく、インタビューから実際に課題が存在するかなどを聞くのはとても有用だと思います。

うまくインタビューを活用して新しいサービスを作っていきたいですね!

最後に

現在ダービーアリーナという競馬をそれぞれのコミュニティで競馬予想を楽しむサービスを考えていて実現に向けて活動中です!

ざっくり概要

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